【市原ぞうの国】で国内最多のゾウがアナタを待っている

千葉県市原市山小川にある【市原ぞうの国】では、国内最多を誇る10頭のゾウ(2018年4月現在、アジアゾウ9頭・アフリカゾウ1頭)が、ショーや触れ合いで楽しませるため貴方を待っています。

ここへは、小湊鐡道高滝駅から無料送迎バスで10分くらいで行くことができ、市原鶴舞バスターミナルからも無料送迎バスが出ています。また、車を利用する場合は、圏央道市原鶴舞ICからは約2キロ、館山自動車道市原ICからだと約25キロの所に位置しています。

開園は1989年4月28日で、この時は「山小川ファーム動物クラブ」と言いましたが、1996年になってゾウを多数飼育していることもあって、現在の呼び名に変えています。ゾウ以外の動物も含めて、約100種類、約400頭羽の動物たちが暮らしています。

ここで行われるアトラクションはほぼゾウがメインになっていて、「ぞうさんショー」、「ぞうさんのおやつタイム」、「ぞうさんライド」、「ぞうさんリフト」、「子ゾウと一緒に記念撮影」などの他には、「猫ちゃんふれあいランド」というものがあります。

「ぞうさんショー」は毎日開催されており、”ポンポン”を持ってチアダンスを踊る可愛いゾウさんなどを見ることができます。そして、ショーが終わると”おやつ”→”ライド”→”リフト”→”記念撮影”とアトラクションが進められるのです。

ここに所属するゾウは11頭で、その内1頭は妊活で他の動物園に行っています。

1967年生まれと思われる”洋子”は、ここでは一番おハナが長くて、一番のお年寄りなので、みんなのおばあちゃんといったところです。タイで生まれた”ミッキー”は小顔で足がとっても長いイケメンのゾウさんでこの動物園のリーダー的な存在です。

タイで生まれた”ランディ”の左耳の横にはハートマークが付いています。以前はサーカスで活躍し、映画「星になった少年」のモデルにもなったということで、そのキャンペーンで全国を回り、人とのふれあいはピカイチです。

同じくタイで生まれた”ミニスター”のおハナは茶色で、とても可愛い顔つきをしています。ダンス好きでサッカーが得意で、年上のゾウさんを大切にするおばあちゃん子なのです。

アフリカで生まれた”サンディ”は大きなお耳を持っていて、この動物園からやって来た頃の恥ずかしがり屋の性格を克服して、今ではぞうさんショーで子供たちからエサを貰って嬉しそうにしています。

インドで生まれた”テリー”は、白い立派なキバを持っています。同じインド生まれの”プーリー”と幼なじみの仲良しで、ここで生まれた”ゆめ花”と”りり香”のお父さんです。

その”プーリー”は、大きな顔と小さなキバが特徴で、”テリー”との間に”ゆめ花”と”りり香”を生み、やはりここで生まれた”結希”の乳母にもなりました。同じインド生まれの”マミー”は、顔が小さくてかわいいしぐさをし、”ミッキー”のことをお母さんのように慕う甘えん坊さんです。

ここで生まれた”ゆめ花”と”りり香”は、日本で初めて自然保育された姉妹ゾウです。”ゆめ花”は2017年11月12日から、妊活のために「沖縄こどもの国」に行っています。

”結希”は「神戸市立王子動物園」の所属ですが、ここで生まれた3例目のアジアゾウの男の子です。お父さんは”マック”、お母さんは”ズゼ”と言い、すらりとした長い足で元気に動き回っています。

このゾウたちの他にも、ここではプレーリードッグ・ビーバー・カピバラ・アルパカ・マーラ・ラクダ・カバ・ラマなど、たくさんの動物たちにエサをあげて触れ合うことができるのです。