【京都市動物園】は斬新な展示方法の「近くて楽しい動物園」

京都府京都市左京区岡崎にある【京都市動物園】は、新「京都市動物園構想」を基本テーマに、斬新な展示方法と「種の保存」事業によって、「近くて楽しい動物園」を目指しています。

ここの正面エントランスへは、鉄道利用の場合には、京阪鴨東線の神宮丸太町駅から徒歩15分、京都市営地下鉄東西線の東山駅から徒歩10分ほどで行くことができます。

バスの利用すれば、京都市営バスの「岡崎公園 動物園前」バス停から徒歩1分ほど、「岡崎公園 美術館・平安神宮前」バス停だと徒歩3分ほど、「京都岡崎・都心循環バス(京都岡崎ループ)」の「動物園正門前」バス停からはすぐに行くことができ、グッとちかくなるのです。

また、東エントランスへは、京都市営地下鉄東西線の蹴上駅から徒歩5分ほど、京都市営バス「京都岡崎・都心循環バス(京都岡崎ループ)」の「南禅寺・疎水記念館・動物園東門前」バス停からすぐに行くこともできます。

園は1903年4月1日に日本で2番目の動物園として開園し、ライオン雄雌各2頭・トラ雄2頭・シロテナガザル雄1頭・ニシローランドゴリラ雄1頭・ヨーロッパバイソン雌1頭を日本で初めて誕生させています。

また、シュバシコウ・オオミズナギドリ・アカアシガメの人工孵化、クロエリハクチョウ・ベニイロフラミンゴ・ムジヒメシャクケイの孵化、フロリダニシキヘビの人工繁殖にも日本で初めて成功して、動物たちの繁殖に貢献しているのです。

動物たちの展示施設は、「京都の森」・「ゴリラのおうち〜樹林のすみか〜」・「大水禽舎」・「おとぎの国」・「もうじゅうワールド」・「アフリカの草原」・「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」・「ヤブイヌ舎」・「バク舎」・「ゾウの森」などです。

「京都の森」では、京都の里山を再現して、エゾヒグマ・ホンドタヌキ・ニホンリス・ホンドギツネ・ホンドテン・ニホンアナグマ・ムササビ・ホンシュウジカ・ニホンカモシカ・アカショウビン・クマタカ・オオタカ・ニホンマムシ・オオサンショウウオ・アオダイショウ・ニホンイモリ・シュレーゲルアオガエルを展示しています。

「ゴリラのおうち〜樹林のすみか〜」では、ニシローランドゴリラの本来の行動を引き出そうと、ポールやロープで空間を三次元で利用できるようにして、ゴリラの空中展示をしています。

「大水禽舎」はカモを中心とした水禽、「おとぎの国」は触れたりエサをやったりできる動物、「もうじゅうワールド」はライオンやアムールトラなど、「アフリカの草原」はアミメキリン・カバ・フラミンゴなどを展示しています。

「ひかり・みず・みどりの熱帯動物館」は3つのエリアに分かれていて、「ひかりのエリア」ではカピバラ・フタユビナマケモノ・アカコンゴウインコなど、「みずのエリア」ではニシアフリカコガタワニ・ニューギニアナガクビガメなど、「みどりのエリア」ではインドオオコウモリ・ショウガラゴ・スローロリスなどを展示しています。

そして、その名称のとおり、「ヤブイヌ舎」ではヤブイヌ、「バク舎」ではブラジルバク、「ゾウの森」ではアジアゾウを展示しているのです。