【円山動物園】のアジアゾーン・アフリカゾーンを満喫しよう

北海道札幌市中央区宮ヶ丘の円山公園内にある【札幌市円山動物園】は、1950年に札幌で開催された「上野動物園」の移動動物園が起源となっています。ここで、アジアゾーン・アフリカゾーンなどを満喫しましょう。

ここへは、札幌市営地下鉄東西線円山公園駅バスターミナルから徒歩で15分ほど、路線バスを使えば8分ほどで行くことができます。地下鉄南北線さっぽろ駅からは車で15分ほど、地下鉄で大通駅まで行って東西線に乗り換えれば、7分ほどで円山公園駅に着くことができます。

園にある動物舎には、「エゾヒグマ館」・「ホッキョクグマ館」・アザラシのいる「海獣舎」・「エゾシカ・オオカミ舎」・「熱帯鳥類館」・ペンギンやダチョウなどがいる「総合水鳥舎」・「は虫類・両生類館」・「チンパンジー館」・「類人猿館」・マンドリルやドグェラヒヒなどがいる「モンキーハウス」があります。

「わくわくホリデーアジアゾーン」には「熱帯雨林館」・「高山館」・「寒帯館」、「アフリカゾーン」には「カバ・ライオン館」・「キリン館」、他に「サル山」・「フクロウとタカの森」・「こども動物園」・「カンガルー館」・「猛禽舎」・「まるっぱ(遊具広場)」などがあります。

「熱帯雨林館」では、マレーグマ・シシオザル・クロザル・カンムリシロムク・テナガザルなどが飼育されています。バリ島の固有種であるカンムリシロムクが時折見せてくれる、頭の冠を逆立てるディスプレイが見れるとラッキーです。

「高山館」では、シセンレッサーパンダとヒマラヤグマが飼育されています。どちらの仲間も絶滅が心配される動物たちなので、じっくりと観察すると良いでしょう。

「寒帯館」では、アムールトラとユキヒョウが飼育されています。ユキヒョウもまた絶滅が心配される仲間ですが、ここで生まれた多くの子供たちが国内の他の動物園へ引っ越し、今では孫が活躍しているそうです。

「カバ・ライオン館」では、カバ・ライオン・ブチハイエナ・エランド・グラントシマウマが飼育されています。動物園の定番のカバやライオン、一見してシカと間違われるウシ科のエランドなど、面白い動物たちが待っています。

「キリン館」では、ダチョウ・ハダカデバネズミ・ミーアキャット・サーバルキャットが飼育されています。名前のとおりにほとんど体毛が無い丸裸状態で出っ歯のハダカデバネズミは、女王ネズミを中心とした300頭ほどの群れを作る不思議な生き物です。

「サル山」ではニホンザル、「フクロウとタカの森」ではエゾフクロウ・シロフクロウ・トビ・オオタカ・ノスリ・ユーラシアワシミミズクが飼育されています。シロフクロウは白夜のある北極圏に生息しているため、他の夜行性のフクロウと違って日中でも活動している姿を見られることでしょう。

「こども動物園」には、「リスザルドーム」・北海道の小動物を集めた「ドサンコの森」・「ビーバーの森」がある他、テンジクネズミ・シナガチョウ・インドクジャク・ミニチュアホース・ヒツジ・カイウサギ・エゾヤチネズミ・エゾアカネズミなど、多彩な動物たちが住んでいます。

「カンガルー館」ではオオカンガルー・スローロリス・モモイロインコ・ナナクサインコ、「猛禽舎」ではオオワシ・イヌワシ・オジロワシが飼育されています。当園で初めて人工孵化や繁殖に成功した例は多く、モモイロインコ・オオワシ・イヌワシもそんな仲間たちです。

動物たちの観察の後は、「まるっぱ(遊具広場)」の「ジャングルコンビネーション」・「ユキヒョウの昼寝」・「プレーリードッグの巣穴」・「小動物の広場」で遊んでみても良いでしょう。