【千葉市動物公園】では月ごとにユニークなイベントが楽しめる

千葉県千葉市若葉区源町にある【千葉市動物公園】では、世界の霊長類の飼育に力を入れ、絶滅が心配される動物の繁殖活動に目覚ましいものがあります。そして、月ごとにユニークな開催されるイベントを楽しめます。

ここへは、千葉都市モノレールで都賀駅から5分、千葉駅から12分、千葉みなと駅から16分ほど動物公園駅までかかり、そこから徒歩で約1分で行くことができます。

車で行く場合には、東京方面からは京葉道路の穴川ICから約3キロ、市原方面からは穴川東ICから約2キロ、成田方面からは東関東自動車道路の千葉北ICから約7キロの所となっています。

1985年4月に、「動物科学館」・「モンキーゾーン」・「子ども動物園」・「家畜の原種ゾーン」の4施設で開園し、現在では「小動物ゾーン」・「鳥類・水系ゾーン」・「草原ゾーン」などが増えています。

「動物科学館」には、夜行性小獣や小型猿の展示施設と、温室になっている「バードホール」があります。ここは「学びの場」として作られたもので、生きた動物の他に、模型やパネル、専門書などによって、より深く動物のことを知ることができるのです。

「モンキーゾーン」では、日本で生まれた”モモタロウ”という名前のゴリラを始め、ワオキツネザルやオランウータンなどを見ることができます。他に、ニホンザル・マンドリル・フクロテナガザル・アビシニアコロブスなど様々なサルの仲間がいて、それぞれの生活形態の違いや特徴を比較観察できるのです。

「子ども動物園」ではヤギやヒツジに触ることができ、カピバラ・プレーリードッグ・オランウータン・フンボルトペンギンなどをグッと近くで観察できます。そして、「家畜の原種ゾーン」では、モウコノウマ・アメリカバイソン・ラクダや国内最大級のムフロンなどが出迎えます。

「小動物ゾーン」はかつてテレビでも話題になったレッサーパンダの”風太”くんがいる所です。2006年には風太くんに双子が生まれ、コツメカワウソやビーバーたちもこのエリアで暮らしています。

「鳥類・水系ゾーン」にはカリフォルニアアシカとペンギンの大型水槽があって、ハシビロコウ・エジプトハゲワシ・フラミンゴ・タンチョウなども飼育されています。そして、「草原ゾーン」では、ゾウ・キリンなどの大型動物と、ダチョウ・ミーアキャット・マレーバクもいるのです。

ここで日本で初めて繁殖に成功した動物は、モウコノウマ・セスジクスクス・オウギアイサ・アンデスイワドリ・ボンテボック・ミバシハイイロガン・クロツメバガン・ヒメマガン・ヒオドシジュケイ・カオムラサキラングールです。

2018年1月には、「千葉市動物公園出会い散策」と銘打って、対象が24~39才くらいの男女で婚活・恋活・趣味中間を目的とした出会いのイベントが開催されました。動物観察に”かこつけた”?非常に面白いイベントではないでしょうか。

2月になると今度は対象を40~55才の独身男女にして、「千葉市動物公園友達作り散策」というイベントが行われました。”千葉市動物園を巡りながら新しい出会いを見つけませんか”というのがポイントでした。

なにも男女を結びつけるばかりがここのイベントではありません。3月には大人から子供まで楽しめる「ヨーデル北川桜の0歳からのファミリー☆ミニ♪コンサート」や、参加型の森の妖精が届ける楽しい子供ショー「ポッキーとポロンがやってくる!」というイベントが行われています。

4~5月のイベントとしては「桜ガイド」・「園長ライブ」・「紙芝居会」があり、「GWイベント」・「飼育係によるお楽しみDAY」・「飼育担当者のちょっといい話」が行われました。