【天王寺動物園】の「生態展示」でより自然に近い動物の様子が見れる

大阪府大阪市天王寺区の天王寺公園内にある【大阪市天王寺動物園】では、動物たちが実際に暮らしている環境を最大限に再現して、より自然に近い動物の様子が見れる「生態展示」を行なっています。

ここの「新世界ゲート」へは、地下鉄の動物園前駅や恵美須町駅から徒歩5~10分、南海とJRの新今宮駅から徒歩10分ほどで行けます。もう一つの入り口「てんしばゲート」へは、地下鉄天王寺駅から徒歩5~10分、近鉄南大阪線の大阪阿部野橋駅から徒歩10分ほどで行けます。

大阪シティバスを利用する場合には、「新世界ゲート」は「地下鉄動物園前」バス停、「てんしばゲート」は「あべの橋」バス停が最寄となります。また、車を利用する人は阪神高速の出口が近い「新世界ゲート」が便利で、「てんしばゲート」は天王寺駅からのルートがわかりやすいので、公共機関の利用が一般的です。

1915年に「大阪市立動物園」として日本で3番目に開園し、1964年に現在の名称となった通称・天王寺動物園は、日本初めての人工孵化として、ダチョウ・セイラン・インドガンなどの成功例があります。

日本初めての繁殖として、ベイサオリックス・シュバシコウ・ハゲガオホウカンチョウ・ハリネズミ・スプリングボック・アビシニアライオン・アオサギ・ウミネコ・ミナミアメリカオットセイ・ボリビアリスザル・モウコガゼル・ジャングルキャット・インドガン・クリイロミズヘビ・ベニジュケイ・ブラジルバクなどあり、複数回の繁殖賞を受賞しています。

爬虫類生態館「アフィー」では、ミシシッピーワニ・ヨウスコウワニ・ワニガメ・アルダブラゾウガメ・タイマイ・ミズオオトカゲ・グリーンイグアナ・ミドリニシキヘビ・インドニシキヘビ・オオサンショウウオなどを生態展示しています。

「アフリカサバンナゾーン」では、カバ・コフラミンゴ・クロサイ・ブチハイエナ・コビトマングース・ライオン・グラントシマウマ・エランド・ダチョウ・ケープハイラックス・ホロホロチョウ・ボールニシキヘビ・アフリカハゲコウ・アミメキリンなどを生態展示しています。

他にも、「アジア熱帯雨林ゾーン」のアジアゾウ、「夜行性動物舎」のキーウィ・エジプトルーセットオオコウモリ・タヌキ・スローロリスなど、「鳥の楽園」のシュバシコウやエサの境遇から奇跡的に生き延びたニワトリの「マサヒロ」など、「ツル舎」のタンチョウ・ホオジロカンムリヅルなど、各々に見合った環境で飼育されています。

ここでは、年間を通じて多くのイベントが企画されています。

2018年1~3月では「干支の動物展」・「福娘より福笹プレゼント」・「節分イベント」・「バレンタインデーイベント」・「ひな祭りイベント」・「ナイトZOO」、2018年4~6月では「飼育の日イベント」・「ヒツジの毛刈り」・「春の動物ガイド」・「カバの歯磨きイベント」・「世界キリンの日イベント」の企画があります。

2018年7~9月では、「ホッキョクグマに氷柱プレゼント」・「世界コアラの日イベント」・「サマースクール」・「戦時中の動物園展」・「ナイトZOO」・「長寿動物にプレゼント」・「世界サイの日イベント」・「動物感謝祭」という企画があります。

そして、2018年10~12月では「世界動物の日イベント」・「ナイトZOO」・「獣医さん 獣医師の日イベント」・「ホッキョクグマ誕生日イベント」・「冬至の日にカボチャプレゼント」・「クリスマスイベント」・「応援団バックヤードツアー」という企画で来園者を楽しませてくれるのです。