【東武動物公園】は動物園が遊園地や花と植物の広場と融合する

埼玉県南埼玉郡宮代町と白岡市に広がる【東武動物公園】では、動物園が遊園地やプール、花と植物の広場と融合している大規模レジャー施設となっています。

ここへ行くには、東武伊勢崎線・スカイツリーライン・日光線の東武動物公園駅の西口から、茨城急行自動車の路線バスで3分ほど、歩いて行っても10分ほどで行くことができます。JRを使った場合には、新白岡駅が最寄りとなり、タクシーを使って10分くらいと見ておけば良いでしょう。

車で行く場合は、埼玉県道65号さいたま幸手線の「東武動物公園入口」交差点から東へと入れば行けます。高速だと東北自動車道のカバの像が目印の久喜ICから約20分、蓮田スマートICからだと約15分、岩槻ICからは約25分、圏央道白岡菖蒲ICからは約20分かかります。

開園は1981年3月28日で、初代園長に上野動物園の”カバ園長”で有名な西山登志雄さんが就任して園の目玉としました。その後も、芸能人のコンサートなどのイベント会場として開放し、来園者を集めています。

1986年に「東武乗馬クラブ(現東武乗馬クラブ&クレイン)」をオープン、1989年は「マウントロッキーコースター」竣工(2003年終了)と「イースタントレイン」運航開始、1990年に「東武スーパープール」オープン、1997年にレストラン「G’s]オープンと園の施設を増やしていきます。

2000年には水上木製コースター「レジーナ」のオープンとマスコットキャラクター「トッピー」が登場し、西山園長が名誉園長(2005年退任)となります。2004年に「ほたリウム」オープン、2007年に「日本産動物舎」オープン、2008年に新コースター「カワセミ」オープンと続きます。

その後も、東武スーパープール「じゃぶじゃぶアドベンチャー」・「恐竜ワールド」・新ライオン舎「プライド オブ ライオン」・「ふれあい動物の森」・遊園地新エリア「ハートフルファーム」・植物エリア「ハートフルガーデン」などがオープンしています。

園内は大きく分けて、東側の遊園地と西側の動物園・プールで構成されています。その東西の連絡は、元々はロープウェイ「スカイウェイ」があったのですが老朽化によって廃止となり、現在は「太陽の恵み鉄道~パークライン~」とやシャトルバス「アニ丸ぶ~ぶ」で繋いでいます。

動物園は、「アフリカサバンナ」・「どきどきストリート」・「ほのぼのストリート」・「わくわくストリート」などに分けられています。

「アフリカサバンナ」には、「キリン・シマウマ舎」のアミメキリン・グラントシマウマ・エランド・ダチョウ・バーバリシープ、「サイ舎」のミナミシロサイ、「リスザルの島」のボリビアリスザルなどがいます。

「どきどきストリート」には、ヨーロッパフラミンゴ・ベニイロフラミンゴ・シタツンガ・ハゴロモヅル・アフリカゾウ・カバ・アカゲザル・ホワイトタイガー・ライオン・ミーアキャット・チーター・アムールヒョウ・ヒクイドリ・アクシスジカ・エゾヒグマ・ブラックバック・インドクジャク・シロクジャク・キングペンギン・フンボルトペンギンなどがいます。

更に「ふれあいどうぶつの森」というエリアでは、ウサギ・モルモット・ワオキツネザル・ビルマニシキヘビ・アカカンガルー・パルマワラビ―・エミュー・ポットベリー・ヤギ・コリデール・サフォーク・ポニー・ロバ・アルパカ・ケヅメリクガメ・アルダブラゾウガメなどに、エサをあげて触れ合うことができるのです。